延岡こども未来創造機構

設立に向けた取組

延岡こども未来創造機構 検討委員会

延岡こども未来創造機構のあり方について検討するため、市内の有識者や教育・子育て関係者、公募委員など、多種多様なこどもに係る職業や事業などを行っている方々で構成する検討委員会を設置し、「のべおかこども未来フォーラム2020」で有識者等からいただいた意見を踏まえながら、以下のように 議論をしました。

  • 第1回:委員紹介、機構設立に向けた思いを話し合い、観点の整理、子どもに関わる課題やニーズの抽出。
  • 第2回:学校、家庭、地域が抱える課題のさらなる深堀り。
  • 第3回:課題の解決のために何をすべきか「大人の関わり」「こどもの体験活動」「教えること、育むことのサポート」の3つのテーマで分科会に分かれ、取り組むべき事業について議論。
  • 第4回:引き続き3つののテーマ別に取り組むべき事業について議論し、整理。
    機構設立の拠点、法人としての運営形態について議論。

上記の4回を通じて、子どもたちを取り巻く課題やニーズが見えてくるとともに、本市に存在する 様々な資源を活かした多様な学びへの期待と可能性が明確になりました。
今後、機構が市の施策の方針を踏まえながら判断し具現化していくこと、多くの方にご理解いただけるよう随時説明していくことが必要であると感じています。
また、検討委員会は、設立後も引き続き運営委員会として形を変えながら伴走し、機構が育っていけるようにモニタリング、助言をいただくこととしています。

  • 関わり過ぎ・関わりなさすぎの2極化。
  • 親の生きにくさを解決する必要がある。
  • 大人が心の余裕をもてない。

【親学、父母講座】
「失敗を受け入れ、こどもの自己肯定感を育むこと」、「こどもとの向き合い 方」など、親向け講座や親子で学ぶ講座を開設。

  • 講演会
  • 親学講座+大人のための読み聞かせ
  • おやこの森やこども食堂と連携 ・同じ境遇(ひとり親、双子)などを共有できる会 ・家でもできるこどもの遊びづくりワークショップ
  • 必要な親になかなか届かない。
  • 来てほしい人に来てもらえない。
  • コミュニケーションが不足している。
  • 親子で一緒に楽しめる場の提供。

【まつりで親子ゲーム】
短い時間でも親子が立ち寄れる場(のぼりざる物産展などイベントブース)を 設けて、ゲームなどを通じて、親子のコミュニケーションの機会をつくる。

  • カタカナ禁止ゲーム
  • ポジティブゲーム
  • 洗濯物干しゲーム
  • 親チーム×こどもチーム対戦ゲーム
  • e-スポーツなど
  • 多様な大人を知る。
  • 職業を知る。

【 おしごと探求 】
様々な職業や取組をする大人を見学・インタビュー・知ることで、ロールモデ ルとして多様な生き方を知る。 ・子育て世代が普段行っているような場所で職業体験

  • 親の仕事をしている姿を見せる。
  • 親がどんな仕事をしているか知らない。
  • 参観日を親と子を逆にしたら面白いのではないか。
  • 学校の中で親がリモートで仕事をする姿

【 私の職場参観日 】
夏休み期間を利用して 、 こども たちが自分の保護者等の職場を見学する。昼食 も親と一緒に取りながら、コミュニケーションを取る。機構は、職場と調整し、 案内や送迎、仕事の調べ学習、自由研究等の手伝いを担う。

  • やりたいことをこどもに聞いてみる。

【 こどもラボ 】

  • 小学生のやりたいことをカタチにするプロジェクト。
  • こどもアンケートの実施。
  • 食育、料理を通して自己肯定感を高める。
  • 農家・漁師に来てもらって料理教室など。
  • 料理は、 STEAM 的活動。

【 料理体験 】

  • 生産者から食材の魅力を聞き、その食材を使った料理教室。
  • 旬や色合い、フードロスなど食を通じた学び。
  • こども食堂の活動を中学生が手伝う。
  • 自然体験をしたことがない人が多い。
  • 気軽に体験できる機会があると良い。

【 自然体験 】

  • 一人でも多くのこどもが気軽に体験できるよう、機会を提供。
  • 体験をきっかけに気づきや学びを深める。
  • 学芸大と隠岐の島に延岡の子どもたちを留学 させる。
  • 自分が住む地域に対する誇りの養成ができる とよい。

【 地方留学 】

  • まずは市内留学。山の地域(北方町)と海の地域(北浦町)で交換留学。
  • 全国の地方との”ちがい”を見つけ、外から自地域を見る。
  • 自地域に「あるもの」を探求し、自地域肯定感を育む。
  • 力試しできるハレの場を設けて、失敗したり 褒められたりする機会が必要。

【 ハレノヒバンク 】

  • こどもたちが力試しできる大会など、ハレノヒ情報を集約。こどものチャレンジした い気持ちと機会をつなぐ。
  • N 1 グランプリ(オンライン吉本 NSC などの外部講師活用)
  • e スポーツ大会(場所、障がい関係なく)
  • 小説コンテスト(脚本家に見てもらう)
  • 失敗を怖がる。
  • 失敗を受け入れる環境があると良い。

【 延岡オーディション 】

  • ジャンルのない自分の得意を披露する場を提供。
  • 自分だけの得意を見つめ、自分の良さを知る。
  • 他人の得意を知ることで、自分の可能性を見出す。
  • いい評価をもらえると延岡マイレージがもらえる。
  • 失敗から学んだり失敗を受け入れる環境

【 STEAM ワークショップ 】

  • STEAM 教育を展開し、失敗と挑戦を繰り返しながら試行錯誤し、ものごとの 仕組みを考え、課題解決に楽しみながらチャレンジする。
  • ・近所に遊び相手がいない。
  • 遊び方を知らない。
  • 異世代交流の機会が少ない。
  • おもいっきり遊べる場所がない。
  • 公園でボールも使えない。
  • 失敗しながら繰り返し取り組める場。

【 プレーパーク 】

  • 大人の見守りの中、好きに遊ぶ。
  • 異学年のこどもが混ざってスポーツ。
  • 地域の高齢者と昔遊び。
  • 地域の理解を得て、見守りの下、ボールが使える時間設定を。
  • 防災教育も兼ねた火起こし、たき火。
  • 異世代交流の機会が必要。
  • 語学でも失敗を恐れず向かっていく気持ちが必要。
  • 若いうちから外国語など言語にふれることが大事。

【 イングリッシュキャンプ 】

  • 日常生活を通した生きた英語を楽しく学ぶ。
  • 様々な年代の子たちが助け合いながら、英語のコミュニケーションを図る。
  • 学校では教えられない政治・経済をやってみては。
  • 学校・家庭でもやりたいけど、できないことをやる。

【 ホームエコノミクス○○教育 】
生活を中心とした身近な家政学から生きる力を育む。

  • 金融教育
  • 情報モラル教育
  • 性教育
  • こども経済
  • こども政治
  • こどもたちのほっかりする場所、居場所の提供。
  • 中高生の遊び場がない。
  • 自分のこどもに対しては厳しさや恥ずかしさがある ので、他所の大人が教えられる関係があるとよい。
  • 中学生は、高校生など身近な世代の話に聞き入る。
  • 高齢者との関わりも必要

【 ナナメのカフェ 】

  • 中高生の居場所づくり、拠点の運営。
  • 異年齢のナナメの関係を通して、スポーツ、自主学習、コミュニケーション、 ボードゲーム、地域の大人によるキャリア教育などを実施。
  • 子育て情報が一本化されるとよい。
  • イベントが重複し、人集めに苦労している。

【 子育て情報のプラットホーム化 】

  • 子育て情報・イベント情報を集約し、一本化する。
  • 先生方の負担をカバーできるような仕組みが構築され、提供できると 良い。

【 学校支援 】

  • 学校のプログラム(社会見学、自然体験など)において、 必要に応じて、地域内外の人、情報、資源の調達をサポートする。
  • 地域おこし協力隊員による学校支援

これらの取組に加え 、引き続き 議論を重ねながら、 こどもたちに必要とされる学びを柔軟に検討してまいります。

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